同じスカートの中でまちまちのヒダにならないようにするために、
送りヒダと箱ヒダと前ヒダは分けて考えよう。
□送りヒダ
別名:ワンウェイプリーツ・車ヒダ
左回りにヒダが一方向に流れる。
セーラー服に多いタイプ。
プリーツスカートといえば、という代名詞的な種類。
□箱ヒダ
別名:ボックスプリーツ
凸と凹が交互に来る。
基本的にフリルと同構造。
制服ではヒダの数が少ないものが大半。
ヒダの数が少ないものは、ブレザーに多いタイプ。
エヴァ、ハルヒ等の制服はボックススカートと呼ばれる。
ちなみに凹みの箱ヒダが1本から数本あるタイプは
インバーテッドプリーツ(スカート)という。裏という意味。
ボックスプリーツもインバーテッドプリーツも
一見するとそこまで変わらない見た目。
一本のインバーテッドプリーツはスリットのようにも見える。
□前ヒダ
別名:前箱ヒダ(これを箱ヒダと称する制服業者、裁縫サイトあり)
スカートの前部中央が箱ヒダで、あとは送りヒダ。
スカート(それ自体)の右側が右に流れ、スカートの左側が左に流れる。
スカートの後部中央が凹みの箱ヒダで終わる。
プリーツスカートの構造を理解しているであろう絵師でも
作画の関係上、箱ヒダの位置がズレてたり、
中央のヒダが箱ヒダっぽく見えなかったりする。
参考にするときにはその辺を適当に考えて見るといい。
■送りヒダについて
シルエットは、レレレ(右回り)ではなく」」」(左回り)。
(画像は『kitajimaのお絵かき研究所』から)
ペコは実際は前箱ヒダ。これは送りヒダ。
0 件のコメント:
コメントを投稿